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目指すもの

OMソーラーの家が心地よいと感じる、3つの理由。
もともと自然がもっている力を利用して、快適な住まいを生み出すOMソーラーの家づくり。
その基本は、いつの時代でも不可欠な「デザイン」「省エネ」「健康」という3つの考え方で構成されています。
心地よさを追い求めることで手に入れた、変わることのない価値がここにあります。

デザイン

自然の性質を使った、熱と空気のデザイン。
も自然界で生きる動植物には、その環境に適応するための理にかなった機能や造形が備わっています。日本建築もまた、自然との調和を図るためのさまざまな仕組みや様式が、先人より受け継がれてきました。OMソーラーは、軒先から外気を取り入れて太陽熱で温め、その空気を床下へ運んで部屋全体を温めます。温かい空気は上に昇るという自然の性質を上手に利用して、建物を設計しているのです。自然の変化にうまく対応することで、快適な住環境をつくり出す独自の設計思想。このパッシブデザインという考え方は、OMソーラーの家づくりのもっとも大切な基本となっています。
冬の住環境
OMソーラーの床暖房は、不快な風や熱のムラを生みません。広い範囲に、ゆるやかで自然な温かさを作ります。
OMソーラーの熱の伝わり方
放射(輻射)
たき火にあたるなど、直接熱源に触れなくても、熱が高い方から低い方へ移動する熱の伝わり方。OMソーラーでは太陽熱を蓄えた床からの放射熱が室内を暖めてくれます。
伝導
物に直接触れることによる熱の伝わり方。床表面が冷たくないOMソーラーは、足から熱を奪われにくいです。
対流
温かい空気や水が上昇するため、この動きによって伝わる熱。OMソーラーでは床面から天井へ緩やかに熱が移動します。
頭寒足熱
床面が熱源となるため、足元が冷たくなく、のぼせにくいのが特徴です。
熱のバリアフリー
床全体を均一に暖房するため、台所、廊下、トイレ、脱衣所も温度差が小さくなります。また、昼間の熱を床下に蓄えるので、昼と夜の温度差も軽減されます。
暖房で換気
OMソーラーは新鮮な空気を屋根で温めて取り込むため、暖房をしながら換気をすることができます。室内では対流により床面から天井へ空気がゆるやかに上昇しているため空気がよどみません。
効率的な循環運転
日差しのない日や夜に補助の暖房を使う際には、温められた空気をゆっくりと室内で循環させることで、部屋の上部に熱がたまるのを防げます。
体感温度は室温と床、壁、天井の表面温度の平均温度です。暮らしの中で体感温度に大きく影響するのは、この中でも特に床の表面温度です。
上から
エアコン(天井埋め込み型)、ファンヒーター、OMソーラー。
左から
3月21日 昼間12時頃(外気温/13.3℃ 室温/24℃)
集熱開始から約2時間。
3月21日 夜8時頃(外気温/7.4℃ 室温/22℃)
集熱が終わって約4時間後。
3月22日 朝6時頃(外気温/7℃ 室温/18.8℃)
外気温が低い朝方も室温の低下は少ない。
OMソーラーの補助暖房に取り入れた、薪ストーブ。
夏の住環境
夏のOMソーラーは、昼間の屋根の熱を排出することで、屋根面から室内への熱の侵入を軽減させます。夜には、放射冷却によって冷やされた屋根から温度の下がった空気を室内に取り込みます。OMソーラーシステム以外にも、風通しや日射遮蔽などの設計や住まい方の工夫が夏の快適さを作るのに大切です。
通風
風の入口と出口を必ず作って、南北、東西、対角線、低い位置から高い位置、それぞれに風の抜ける道をつくります。開口部の位置は地域の風の特性に合わせて、設計段階で十分計画をします。
日射遮蔽
日射遮蔽は窓の外側で行うことが鉄則です。
落葉樹やつる植物などの緑のカーテンやすだれを利用して、昼間の日差しや西日対策をします。
住まい方の工夫
打ち水などの気化熱の利用、風通しの良い衣服など、夏ならではの暮らしの工夫をしましょう。
方角に合わせた植栽計画をたてましょう
南面に向くのは、茂りが密で、下枝が上がり、足元に枝がない。強い陽射しに耐えて、冬に葉を落とす樹木です。 ケヤキ、コナラ、ハナミズキ、ヤマボウシなど。
東西面に向くのは、下枝が多く、低い角度からの熱線に強い樹木です。 アカシデ、ヤマモミジ、エゴノキなど。
風の抜ける道がつくられた設計。夏も涼しく過ごせる。
夏の日差しをさえぎる緑のカーテン。
一般的なガラスからは、日射熱の約80%が室内に入射しますが、窓の外側にブラインドを付けた場合は逆に80%近くの日射を遮蔽します。、室内側のブラインドの場合、熱が室内に放散され遮蔽効果は50%程度となります。

省エネ

賢い生活スタイルが育む、省エネルギー。
家庭で使うエネルギーの半分以上は、じつは暖房や給湯などの「熱エネルギー」です。暖房は20℃程度、給湯も40℃もあれば十分なはず。これにわざわざ石油などを高温で燃やしてつくるエネルギーを使うのは、非常にもったいないことです。OMソーラーは、屋根で集めた太陽熱をそのまま暖房や給湯に利用します。さらにプラスαとして太陽光発電パネルで、照明や電化製品のためのエネルギーをまかなうこともできます。晴れた日ならすべての家の屋根にまんべんなく降り注ぐ太陽のエネルギー。これをそれぞれの家で活用することが、大きな省エネにつながると考えています。
熱は熱でまかなう
家庭で使うエネルギーの半分以上が熱エネルギー
家庭で使うエネルギーの半分以上が暖房や給湯の熱エネルギーです。
暖房で欲しい温度は20℃程度、普段使うお湯の温度も30〜40℃程度です。この程度の温度であれば、わざわざ電気やガス、石油を使わなくても、太陽熱をうまく利用すればまかなえます。
もちろん、太陽熱ですべてがまかなえるわけではありませんが、火力や原子力を利用したエネルギーは、最終的に使われるまでのプロセスが長く、途中のロスや、大気汚染や放射性廃棄物などのゴミ処理などの課題も多いのが現状です。
大切な資源を少しでも有効に、熱は熱でまかない快適に暮らしましょう。
「暖房」だけではなく「給湯」も
OMソーラーでは屋根で集めた太陽の熱を利用してお湯をつくることもできます。
地域によって差がありますが、春から秋にかけては30〜50℃のお湯が1日約300リットルとれます。早春や晩秋の時期などは、暖房しながらのお湯採りも可能です。太陽の熱を暖房すべてに使うか、お湯をとった残りの熱で暖房するかは、季節や暮らし方によって調整できます。
家庭で使用するエネルギーの半分以上が熱エネルギーだとわかります。
参考文献:『太陽』(教育社)、『イミダス1992』(集英社)、とことんわかる『エネルギーのしくみ』(仲佐博裕著・池田書店)
※太陽熱の廃熱は、OMソーラーでシャワーのお湯をつくることに焦点をあてて表現しています。おおよそ、夏は排気口から廃熱し、春と秋は床暖房として利用します。
発電でゼロエネ住宅
年間エネルギー使用量比較
計算条件 ●省エネ基準+αの家/延べ床面積:120m2/建物Q値:1.92W/m2K(次世代エネルギー基準Q値2.7W/m2Kより断熱性能を20%以上向上させた建物)/導入設備:エアコン、ガス給湯器 ●OMソーラーの家/導入設備:「省エネ基準+αの家」にOMソーラーシステム(暖房・給湯・換気)、高効率エアコン、太陽熱利用エコキュート、LED照明機器を導入。 ●OMクワトロソーラーの家/「OMソーラーの家」に専用太陽電池モジュール3.92kWを導入。 ●提案住宅の冷暖房負荷算出方法/OMソーラー株式会社製の住宅温熱環境シミュレーションソフトSunsonsV5による。年間冷暖房負荷の計算方法を用いて評価する方法。(特別評価方法認定国住生第156号)/建設地:静岡県浜松市/発電量計算の日射量は、新エネルギー産業技術総合開発機構(NEDO)の全国日射関連データマップMONSOLA05(801)を使用。/給湯、照明、その他の一次エネルギー使用量には、(独)新エネルギー産業技術総合開発機構の住宅建築物高効率エネルギーシステム導入促進事業、戸建住宅の標準消費エネルギー量より算出。/OM集熱パネル22.5m2、高効率エアコンCOP5.95、基準エアコンCOP3.00、太陽熱利用エコキュートAPF3.2、基準給湯器のエネルギー消費効率0.8、高効率照明110lm/W、基準照明60lm/W。

健康

自然の暖かさがもたらす、健やかな毎日。
外気を遮断し、エアコンで室温を一定に保った部屋で一日を過ごす。そんな暮らしは、はたして快適と呼べるのでしょうか。そうした温熱環境では、家の中に大きな温度差が生じたり、人間本来の体温調節能力に悪影響を与えるなど、さまざまな弊害を引き起こします。OMソーラーは、床からの放射熱によって、部屋ごとではなく家全体をゆるやかに温める暖房方式。家の中の温度差を少なくすることで、部屋を移動する際も急激な温度変化による身体への負担を抑えます。ほどよい自然の暖かさに包まれながら、季節の移ろいも肌で感じられる。そんな健やかで快適な室内環境をつくり出します。
OMソーラーとは
目指すもの
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